メデューサの血から生まれた天馬。「秋の四辺形」を体に持つ、秋の空の主役。
| 略符 | Peg |
|---|---|
| 学名・属格 | Pegasus / Pegasi |
| 設定者 | プトレマイオス48星座(古代ギリシャ) |
| 見ごろの季節 | 秋(10月ごろ21時に南中) |
| 最も明るい星 | 「秋の四辺形」の3辺を担い、北東の角はアンドロメダ座の星と共有する |
ペガススは、頭髪が無数の毒蛇でできた恐ろしい怪物メデューサから生まれた翼のある天馬です。メデューサはもともと美しい女性でしたが、女神アテナの神殿で不敬を働いた(あるいは海神ポセイドンに見初められた)ことへの罰として、見る者すべてを石に変えてしまう恐ろしい怪物の姿に変えられていました。英雄ペルセウスは、盾に映った反射像だけを頼りにメデューサに近づき、その首を切り落とすことに成功します。この瞬間、メデューサの首から流れ出た血のしぶきから、天馬ペガススと、黄金の剣を持つ戦士クリューサオルが同時に生まれ出たと伝えられています。
ペガススはその後、数々の英雄譚に登場します。特に有名なのは、英雄ベレロフォンとの物語です。ベレロフォンは女神アテナの助けを借りてペガススを手なずけ、その背に乗って炎を吐く怪物キマイラを退治するなど、数々の功績を挙げました。しかし力に驕ったベレロフォンが、ペガススに乗ってオリンポスの神々の住まいまで登ろうとしたとき、ゼウスの怒りを買い、地上へ落とされてしまいます。一方でペガスス自身はそのまま天へと昇り続け、最終的にゼウスの雷霆を運ぶ役目を与えられて、星座として夜空に留められたとされています。
| バイエル符号 | 星名 | 等級 |
|---|---|---|
| α | アルフェラッツ | 2.1 |
| ε | エニフ | 2.4 |
| β | シェアト | 2.4 |
| α | マルカブ | 2.5 |
| γ | Algenib | 2.8 |
秋の代表的な星座で、9月〜12月ごろの夜、頭上近くの高い位置に見つけやすくなります。目印は4つの星が作る大きな正方形「秋の四辺形」。この四辺形は星座早見盤でも一目でわかるほど特徴的な形をしており、秋の星座を探す際の最も重要な起点になります。ただし四辺形の北東の角の星は、実際には隣のアンドロメダ座の頭の星(アルフェラッツ)が兼ねており、ペガスス座固有の星は3つだけです。四辺形から西側へ星をたどると、馬の首と頭にあたる星の並びが見つかります。
アンドロメダ座 / とかげ座 / はくちょう座 / こぎつね座 / いるか座 / こうま座 / みずがめ座 / うお座
アンドロメダ座 / みずがめ座 / おひつじ座 / きりん座 / カシオペヤ座