メデューサの首を掲げる英雄。ペルセウス座流星群の輝く放射点を持つ、秋の星座。
| 略符 | Per |
|---|---|
| 学名・属格 | Perseus / Persei |
| 設定者 | プトレマイオス48星座(古代ギリシャ) |
| 見ごろの季節 | 秋(12月ごろ21時に南中) |
| 最も明るい星 | 変光星アルゴル(メデューサの目にあたる)は約2.87日周期で明るさが変化する |
ペルセウスは、ゼウスとアルゴス王女ダナエの子として生まれた英雄です。祖父である王が「ペルセウスに殺される」という神託を恐れ、生まれたばかりの母子を箱に入れて海に流したことから、彼の波乱の運命は始まります。成長したペルセウスは、暴君ポリュデクテスから「見る者すべてを石に変える怪物メデューサの首を持ってくること」という無理難題を課されました。女神アテナと神ヘルメスの助力を得たペルセウスは、姿を消せる兜、反射する盾、決して切れ味の鈍らない剣を授かり、盾に映る反射像だけを頼りにメデューサに近づき、見事その首を切り落とすことに成功します(この瞬間、天馬ペガススが生まれたとされます)。
帰路の途中、ペルセウスはエチオピアの上空を飛行中、海の怪物ケートスに生け贄として岩に繋がれていた王女アンドロメダを発見します。一目で恋に落ちたペルセウスは、メデューサの首を怪物に見せて石に変える(あるいは剣で直接退治する)ことで彼女を救い出し、二人はやがて結婚しました。この英雄譚全体——ケフェウス、カシオペヤ、アンドロメダ、ペルセウス、そして怪物ケートス(くじら座)——がひとつづきの物語として、秋の夜空に星座群として刻まれています。
| バイエル符号 | 星名 | 等級 |
|---|---|---|
| α | ミルファク | 1.8 |
| β | アルゴル | 2.1 |
| ζ | ζ Per | 2.9 |
| ε | ε Per | 2.9 |
| γ | γ Per | 2.9 |
秋の代表的な星座で、10月〜1月ごろの夜に見つけやすくなります。目印はカシオペヤ座のW字のすぐ南、天の川の中に位置する星の並び。ペルセウスが手に掲げるメデューサの首にあたる位置には、変光星アルゴルがあり、約3日弱の周期で明るさが規則的に変化することで知られています。毎年8月中旬に極大を迎える「ペルセウス座流星群」は三大流星群のひとつで、この星座の方向を放射点として、明るく数の多い流星が観測されることで人気があります。
カシオペヤ座 / アンドロメダ座 / さんかく座 / ぎょしゃ座 / きりん座
アンドロメダ座 / みずがめ座 / おひつじ座 / きりん座 / カシオペヤ座