流星群の見え方は「極大日」と「月明かり」でほぼ決まります。2026年の主要11流星群について、極大夜の月の照度を天文計算し、条件を評価しました。
「月」の列は極大夜(日本時間)の月の照度です。照度が低いほど空が暗く、暗い流星まで見えます。
| 流星群 | 極大日 | 出現数の目安* | 月 | 条件 |
|---|---|---|---|---|
| しぶんぎ座流星群 ★ | 1月3〜4日 | 多い(ZHR〜110) | 100% | ✕ 満月と重なる |
| 4月こと座流星群 | 4月22〜23日 | 少なめ(〜18) | 34% | ○ 良い |
| みずがめ座η流星群 | 5月5〜6日 | 中程度(〜50) | 87% | ✕ 月明かり大 |
| みずがめ座δ南流星群 | 7月30日前後 | 少なめ(〜25) | 99% | ✕ 月明かり大 |
| ペルセウス座流星群 ★ | 8月12〜13日 | 多い(〜100) | 0% | ◎ 新月・絶好 |
| 10月りゅう座流星群 | 10月8〜9日 | 年により変動 | 5% | ◎ 絶好 |
| オリオン座流星群 | 10月21〜22日 | 少なめ(〜20) | 77% | ✕ 月明かり大 |
| おうし座北流星群 | 11月12日前後 | 少ない(〜5)火球が多い | 10% | ◎ 絶好 |
| しし座流星群 | 11月17〜18日 | 少なめ(〜15) | 51% | △ やや不利 |
| ふたご座流星群 ★ | 12月13〜14日 | 非常に多い(〜150) | 18% | ○ 良い |
| こぐま座流星群 | 12月22〜23日 | 少ない(〜10) | 97% | ✕ 月明かり大 |
★=三大流星群。*出現数はZHR(理想条件下で1時間に見える数の理論値)。実際に見える数は空の暗さ次第でこれより大きく減ります——都市部では1/10以下になることも。月の照度は当サイトの天文計算エンジン(アプリの月齢表示と同じもの)による極大夜の値です。極大日は年により前後1日ずれることがあります。
毎年安定して多くの流星が見られるしぶんぎ座流星群(1月)・ペルセウス座流星群(8月)・ふたご座流星群(12月)の3つを「三大流星群」と呼びます。2026年はしぶんぎ座群が満月に潰される一方、ペルセウス座群が新月という、明暗のはっきりした年です。夏休み中で夜も暖かい8月12日の夜は、家族での観察に今年最高の一夜になります。
流星群の正体は、彗星が軌道上に残した塵の帯です。地球が毎年同じ時期にその帯を横切るため、流星群は毎年ほぼ同じ日に出現します。ペルセウス座流星群はスイフト・タットル彗星、ふたご座流星群は小惑星ファエトン、オリオン座流星群とみずがめ座η流星群はどちらもハレー彗星の残した塵です。ハレー彗星本体は2061年まで戻ってきませんが、その置き土産は毎年見られます。